老若男女問わず、おしっこのトラブルを人知れず抱えている方は多くいらっしゃいます。「よくトイレに行きたくなるので、お出かけや外食が楽しめない」 「夜中に頻繁にトイレに起きるので、なかなか友達と旅行ができない」当院では、そんな皆さまのおしっこのお悩みを解決すべく、泌尿器科の専門医が診察・治療を行っております。少しでも何か気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
膀胱に細菌が侵入し、粘膜に炎症が起きる病気です。
排尿時に痛む、尿が濁る、血尿が出るなどの症状が現れます。
尿検査を行い、白血球や細菌が一定数以上いるかどうかを調べ、尿中の細菌を培養して菌の種類も確認します。
数日間抗生剤を服用します。日ごろから陰部を清潔に保つ、トイレを我慢しない、疲れやストレスをためないなど、生活習慣を改善することも大切です。
膀胱の内側の上皮細胞から発生するがんのことです。膀胱がんの大部分が「尿路上皮がん」という種類になります。
尿に血が混じる、トイレが近くなる、排尿時に痛む、背中が痛むなどの症状が現れます。
膀胱鏡検査と尿路細胞診をメインに行います。この2つの検査結果によっては、超音波検査やCT検査、MRI検査も実施することがあります。
初期であれば専用の内視鏡を使って手術をします。そのほか、抗がん剤治療や放射線治療を行います。
加齢に伴い、前立腺という膀胱の直下にある臓器が大きくなって尿道を圧迫している状態のことです。
頻尿や残尿感、おしっこの勢いが弱い、夜中に何度もトイレに起きるなどの症状が現れます。
自覚症状をスコア化する問診のほか、直腸診や尿検査、血液検査、超音波検査、尿流量検査などを行います。
内服薬の服用がメインとなります。服薬をやめるとまた症状が元通りになってしまうため、お薬を飲み続けることが必要です。
細菌や冷え、ストレスなどが原因で前立腺に炎症を起こす病気です。症状が急激に起こる急性細菌性前立腺炎と、何度も炎症を繰り返す慢性細菌性前立腺炎の2種類があります。
急性の場合は排尿時の痛み、頻尿、排尿困難などの症状、慢性の場合は残尿感、頻尿、会陰部や下腹部の不快感、排尿時に痛むなどの症状が現れます。
尿検査で白血球の数を調べるほか、直腸診や超音波検査、血液検査なども行います。
抗生剤の服用がメインとなります。規則正しい生活を送る、お酒を控える、長時間のデスクワークや自転車を避けるといったことも効果があります。
前立腺の細胞が、何らかの原因で増殖を繰り返す病気です。
しこりができて尿道が圧迫され、頻尿や残尿感、排尿困難などが起こります。
PSA検査、直腸診、超音波検査などを行います。
病巣や転移巣を切除するための手術をします。そのほか、抗がん剤治療や放射線治療、免疫細胞療法などを行うこともあります。
尿中の結晶成分を核にして結石ができ、尿管につまる病気です。小さい結石であれば、自然に尿と一緒に排出されます。
腰や下腹部が急に痛くなります。結石が膀胱に近づくと、おしっこが近い、残尿感、尿に血が混じるなどの症状も出ます。
尿検査や超音波検査、レントゲン検査、CT検査などを行います。
小さな結石であれば痛み止めを服用していただき、経過観察します。大きな結石であれば体外から目に見えない衝撃波を照射して結石を砕く体外衝撃波結石破砕術や、尿道から内視鏡を入れて結石をレーザーで砕く経尿道的結石破砕術などの方法で治療します。
尿出口から腎盂(尿がたまるところ)に細菌が入り込み、増殖して腎盂や腎臓に炎症を起こす病気です。
頻尿や残尿感などの膀胱炎に似た症状が出るほか、背中や腰の痛み、高熱なども現れます。
尿検査・血液検査・超音波(エコー)検査を行います。病原菌を特定するために尿の細菌培養検査も合わせて行います。
軽症の場合は抗生剤を服用していただきます。高熱が続く、水分や食事が十分にとれないなど状態があまり良くない場合は、入院のうえ、抗生剤の点滴治療を行います。
急に尿意をもよおす、トイレが間に合わないなどの症状が出る病気です。尿検査や超音波検査を行い、ほかの病気がないかどうかを確認したうえで内服薬を服用していただくほか、膀胱に尿をできるだけためる練習をする膀胱訓練や骨盤底筋体操の方法などを指導いたします。
尿漏れには、咳やくしゃみなどでお腹に力が入ったときに尿が漏れてしまう「腹圧性尿失禁」と、突然尿意をもよおして我慢できずに漏らしてしまう「切迫性尿失禁」の2種類があります。
治療法としては、腹圧性尿失禁の場合は骨盤底筋訓練をメインに行いますが、改善しない場合は手術治療になります。切迫性尿失禁の場合は内服薬を服用していただきます。
排尿時に男性器の先がふくらむ、包皮の下にかすのようなものがある状態のことを指します。お子さまの場合、治療を行う必要はほとんどありませんが、治療をご希望の場合は包皮を切除したり、包皮口を切開する手術を行います。
6歳前後になってもおねしょをしてしまう状態を指します。たいてい大きくなるにつれて自然に治りますが、早めに治したい場合は内服薬を服用して治療をします。
おりものが多い・におう、陰部がかゆいといった症状がみられる場合、性病にかかっている可能性があります。
クラミジア / 淋病 / ヘルペス / 梅毒 / トリコモナス / カンジダ / 尖圭コンジローマ/ B型肝炎 / C型肝炎 / AIDS
血液検査やのどの検査などを行います。
おしっこのことでお悩みを抱えていても、「おしっこのことで病院に行くなんて恥ずかしい」と考えて受診をするのに二の足を踏む人は少なくありません。しかし、おしっこのトラブルは誰にでも起こりうることです。 当院は一般内科やペインクリニックといった他の診療科目もかかげており、受診へのハードルは低くなっています。おしっこのことでお悩みがありましたら、ささいなことでも構いませんので、お気軽に当院までご相談ください。
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